インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

インタビューマガジン『B.S.TIMES』

インタビューマガジン『B.S.TIMES』
インタビューマガジン『B.S.TIMES』

B.S.TIMES InstagramページへB.S.TIMES Facebookページへお問い合わせ

53号紹介

かりん在宅クリニック
誰もが自分らしく生きる
そんな地域社会をつくる

病気ではなく人を見る医療
チームで「人生」を支える


吉岡 在宅診療専門の医院として地域医療を支えているとお聞きしました。
田中 当院は墨田区を中心に皆様に信頼されるような在宅医療を提供しています。患者さんの『自分らしく生きる』を支えたい、が理念。訪問診療は病気ではなく人を見る≠烽フです。その方がどういう環境で何を大切に生きてきたか、ご家族の状況も踏まえて支えます。
吉岡 もともと急性期病院でガン治療に従事されていたと伺いました。
田中 以前は病気を看る治療が中心でしたが、自分は性格的にも、人と人とのふれあいが向いているのではないかと感じていました。救急外来を担当していた非常勤医師時代にも、訪問診療がうまくいかず救急搬送されたのではと懸念されるケースも多く、治療よりも緩和をしたいと決意。2年間、同種のクリニックで勤務した後に開業しました。
吉岡 医師を目指した理由は。
田中 高校生のときに祖父を末期ガンでなくし、「もし医療知識が自分にあれば助かったのでは」という後悔が、医療の方向へと向かわせてくれました。
吉岡 おじいさまのような末期がん患者への治療提供も多いのでしょうか。
田中 そうですね。在宅緩和ケアは在宅医療の中心になります。ご本人やご家族の不安をいかに受け止め、最期の大切な期間を、いかにおだやかな気持ちで過ごせるようにするのか。大変ですが、やりがいのある仕事です。
吉岡 目指す将来像はありますか。
田中 誰もが自分らしく生きられる社会を作るのが私の目標。いつか同じ理念を持つ医療関係者を全国に増やし、日本の地域医療を底上げしたいですね。
吉岡 地域に寄り添ってください。

 

[ Column ]

「かりん」の院名はインスピレーションで名づけられた。かりんは音として親しみやすく、のど飴やはちみつ漬けのイメージもある果物の名前。田中医師は院名に「のど飴を舐めるような感覚で気軽に利用できるように」との願いを込めた。また、火の輪と書いて「かりん」とも読む。患者さんを中心に、チームが手をとってあたたかく見守るイメージも付与されている。

[ Point ]

「地域のみんなが安心して、どこからでも訪問診療・看護を受けて過ごせるようにするために、どうすればいいか」と熱い思いをお話しくださった田中院長。日本の地域在宅医療に関わる人々のスキル、マインドを底上げする活動の中心にいらっしゃいます。

■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■

かりん在宅クリニック
院長 田中 亮嗣
東京都墨田区京島1-1-1
イーストコア曳舟1番館216
TEL.03-4400-4678
https://karin-clinic.jp

■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■

 

一覧に戻る

  • 広告募集
  • 設置場所はこちら
  • インタビューマガジン『B.S.TIMES』ホーム
  • コンセプト
  • 誌面紹介
  • レポーター紹介
  • イベント紹介
  • 運営団体
  • お問い合わせ
左メニュー

異業種交流会パートナーシップPlus

ページのtopへ

Copyright B.S.TIMES. All Rights Reserved