メディカルパークみなとみらい
横浜で高度な不妊治療
卵子凍結にも対応
波乱万丈の5年間を経て
啓蒙できるクリニックへ
吉岡 おもてなしと高度な不妊治療を行うクリニック。二度目の取材ですね。
菊地 5年前の取材時は、患者さんがゼロのところからでしたね。半年後にはコロナ禍になり、過渡期を迎えました。一転、2022年には日本で不妊治療が保険適用になり、関心が高まりました。当院もその一端を担う医院として、来院者も増え、現在は医師が常勤3名、非常勤3名体制で対応します。
吉岡 こちらは専門性の高さ、先端技術が魅力ですね。世間では体外受精や卵子凍結も知られてきました。
菊地 かつて日本では不妊治療の知識が浸透しませんでしたが、保険適用制度が知識面も後押ししています。当院もメディアで紹介されて社会的な認知を得ました。当院は専門院であり、不妊に悩む方は一般の産婦人科よりもスムーズに対応できます。皆さまに支えられ5年間継続できたことに感謝します。
吉岡 気になる人の多い卵子凍結に関して注意すべきことはありますか。
菊地 やはりブームになり、扱いが軽くなっている印象はあります。知識を得て適切なクリニックを選択。本当に必要かどうかについても考えてほしいです。一方、妊娠のための検査で婦人科系の病、例えば筋腫などに気づくケースもあります。妊娠のためにはなるべくはやく相談だけでも来てほしいです。
吉岡 周囲に相談しにくい話題だけに、聞いてもらえると安心です。
菊地 仰る通り、妊娠の問題はナイーブです。何気ない医療機関の対応で治療に拒否感が生まれないよう、当院は患者さんのもてなしに配慮しています。
吉岡 最先端の医療だけでなく、心の部分も大切にされていますね。
[ Column ]
妊娠に悩む女性はまず、相談や検査などを経て、段階を踏んで体外受精に進む。受精する確率は、トータル2回までが約8割。しかし、個体差が大きいのも事実だ。高齢になるにつれ妊娠が難しくなる傾向はあるものの、若くても難しい方も多く、ここでも個体差が気になる。医師も最初から妊娠の可能性を把握できるわけではなく、検査や挑戦を経て時間をかけて治療するのだ。
[ Point ]
相談だけでもいいと仰ってくださるのが心強いですね。菊地院長によると、相談に行くのは「出産したい」と希望する年の3年以内だそう。不妊治療は時間がかかるのですね。パートナーがいる方は夫婦で相談に行くことをお勧めします。
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メディカルパークみなとみらい
院長・医学博士 菊地 盤
神奈川県横浜市中区桜木町1-1-8
日石横浜ビル4F
TEL.045ー232ー4741
https://medicalpark-yokohama.com
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