インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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54号紹介

医療法人ONE きくち総合診療クリニック
これからの日本に必要なのは
総合診療かかりつけ医です

あらゆる科をカバーし
トータルケアを提供する


吉岡 こんなに広いクリニックははじめて。カフェのような空間がステキです。
菊池 当院は開院8年目を迎えます。現在の医療スタッフは約80名。患者さんの増加もあって、敷地面積を広げてリニューアルしました。癒しを大切に、快適な待ち時間を過ごしていただけるよう、大型テレビや植物を設置。小児科には電車が走っています。
吉岡 駐車場があって訪れやすいです。
菊池 立ち寄りやすさを大切にしました。今後、日本の医療は日常に根ざすべきと考え、駐車場があり、土日も開いていて、買い物ついでに立ち寄れる生活の一部を目指しています。私は、開院当初から条件を満たす場所を探してカタチにしました。
吉岡 『総合診療クリニック』という新しいスタイルを提供されていますね。
菊池 真のかかりつけクリニック≠ニは、すべての疾患を、深い知識で、幅広く診療。すべてにおいてバランスがとれた医療を提供する総合診療型です。当院はレントゲンやCT、MRIを整え、あらゆる内科領域を網羅。健康診断やがん検診から、認知症治療、急な不調まで対応できます。
吉岡 困ったらここに来ればいいのですね。 
菊池 仰る通りです。高齢化社会になり高齢者が増え、家族がそれぞれにどこへ行ったらいいのか分からないですよね。「ここに来ればいい」という医院が日本の地域に必要です。ただ、薬を出すかかりつけではなく、何でも把握し、いざという時に断らない受け皿であるべきです。

「迷わない、安心できる」
100通りのケアを提供する


吉岡 なぜ、こういったスタイルを目指したのでしょうか。菊池理事長の経歴から教えてください。
菊池 私は静岡出身。福島県立医科大学を卒業し、浜松医科大学で研修を受けた後、総合病院や救急病院を経験しました。しかし、そこで手遅れになるような事態を目の当たりにし、前段階でしっかりしたかかりつけ医が必要だと痛感しました。
吉岡 真のかかりつけ医≠ニして大切にしていることは何ですか。
菊池 患者さんが100名いれば、100通りの訴えがあります。長い時間をかけて、その人物の生き方、価値観、家族構成、治療歴などすべてを知ることが務めです。
吉岡 あらゆる診療科が集まるスタイルですが、どのように運営していますか。
菊池 まずは私と副院長で総合診療をしています。さらに、整形外科や小児科は曜日ごとに大学病院の医師が来院。専門医師との連携はさらに強化する予定で、「(患者さんが)迷わない、安心できる」総合診療型を充実させています。当院で診断して、特別な治療が必要なら大学病院へ行き、また戻る。こういった本来のスタイルは、今の日本では全くできていません。
吉岡 深刻な懸念をお持ちなのですね。

町医者の原点から最新医療
若い医師へのメッセージ


吉岡 なぜ、本来あるべき医療の姿が実現できていないのでしょうか。
菊池 今の医学教育において、総合診療や地域医療の教育はほぼゼロで、町医者のイメージには偏見があります。国も方針は示すものの、具体的に政策を出せずにいます。私は今後の開業を考える先生方にこのスタイルを知ってほしいのです。正直、開業当初は、私も全国の医療のことまで考える余裕はありませんでした。開院から8年間を経て思うことですが、現在、当院は市民の46パーセントを占める3万6千人が来院しています。「世の中にこういったクリニックが必要とされている」ことを実証しました。一方、調べるうちに、全国にこのスタイルがほとんどないということも知りました。ただ、私がしていることはかつての町医者の原点に還ることでもあります。良心的な町医者に現代的な医療面を備えて発展させるのです。最新治療と最新検査、さらに健康寿命を延ばすために貢献する。若い医師にはこのスタイルを強くおススメします。
吉岡 今後のクリニック運営と菊池理事長の夢について教えてください。
菊池 クリニックの夢としては、さらに医師を増やして、365日、夜までしっかり医療が提供できる体制を充実させることです。個人としては、総合診療クリニックの必要性を全国に発信し、総合診療かかりつけ医を増やしたいです。20年後、健康な高齢者だけでなく、認知症や老老介護が増えてくると、手遅れになる方が増えてしまう。私は実際に開業をサポートするところまでやりたいと考えています。そうしないと日本の医療は危ないと危機感を持っています。
吉岡 非常に共感できます。私も発信にご協力させてください。

 

[ Column ]

菊池理事長は開院時に年配の医師を訪ね、「この地で総合診療をしたい」と挨拶した。しかし、先輩の医師たちは「何が専門なの?」と首をかしげ、構想の伝わりにくさを感じたそうだ。しかし、8年経った今、実現した結果をもとに、同じマインドを持てるであろう若い医師に向けて、発信を始めている。

[ Point ]

日本の将来を憂う菊池理事長の熱い思いを受け止めました。実際に神奈川県綾瀬市という街で、しっかり現実に即しながら「総合診療クリニック」の姿を築き上げてきただけあって、非常に地に足のついたお話しでした。今後の発信でお力添えしたいです。

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医療法人ONE きくち総合診療クリニック
理事長 菊池 大和
神奈川県綾瀬市深谷中7-18-2ライズモール綾瀬1F
TEL.0467-76-1000
https://kikuchi-geclinic.jp

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