インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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54号紹介

ゴトー研磨
川口市、一代で発展の研磨工場
信頼と品質で築くブランド力

多様な素材を精密加工
防衛・造船産業の基盤


吉岡 『ゴトー研磨』は埼玉県川口市で、機械の内外平面研磨、全加工が可能。素材はステンレス、アルミから超硬素材まですべてに対応できる設備環境が整った研磨工場・金属加工工場として評価されています。私も東大阪市出身で、こういったものづくり企業の多い土地に育ちました。
後藤 当社は15年目で、私が創業した研磨会社です。もともと工業高校出身で、「何かやりたい」との思いを胸に、2年間を他の工場で勤めた後に独立しました。川口市のこのあたりは仰る通り、工場の多い下町。私は板橋区に住んでいて、事業を始める為に川口市に工場を構えました。
吉岡 若くして創業されましたが、立ち上げは大変でしたか。
後藤 はじめはここの1/3の広さで機械もほとんどないところからでした。勤めていたときに大手企業との人脈をつくることができ、それが生きました。
吉岡 御社ではどのような部品を研磨および加工していますか。
後藤 主に機械部品です。歯車や造船関連や潜水艦のギアについて、ミクロン単位で寸法を出してキレイに研磨します。
吉岡 技術力の高さが垣間見えます。
後藤 当社の部品は防衛省や大手造船会社など、基準の厳しい機械に使われることが多くあります。大手企業では小ロットに対応できないので、当社のような小さな企業に依頼がくるのです。当社は融通もききますし、フレキシブルな急ぎの仕事も引き受けています。

紹介と口コミで発展
小さな企業の生き残り戦略


吉岡 すでに起業から15年間経ちますが、振り返って感想はどうですか。
後藤 辞めようと思ったことは何度もありますが、今は「やっていて良かった」と思います。経営ですから売上がないとつぶれてしまいますし、勤めていた方が楽だなと思うことも。今年は業界全体が暇で、辞めてしまった工場も多くありますね。
吉岡 何名ぐらいでなさっているのですか。
後藤 基本は私ひとりで、アルバイトさんを数名雇っている他、外注さんにお願いすることもあります。妻はカンタンな研磨の仕事と事務関係を手伝ってくれます。
吉岡 辞める方も多い中、御社がここまで続けられた理由は何かあるのでしょうか。
後藤 当社は毎年、口コミで評価が広がってご紹介をいただきます。ご依頼いただいたものについては断らず、何らかの新規の仕事、新規のお客さまを受けています。
吉岡 そもそも信頼があるからですね。
後藤 小さな企業で生き残るためには、技術と納期です。中小企業の利点はやはりそこしかありません。信頼できるお客さまに恵まれたこともあり、業界内での知名度も少しずつあがってきました。
吉岡 ある意味では、日本の産業における基盤を垣間見たような気がします。

新たな設備投資で進化
次世代に思いを馳せる


吉岡 新しい機械が並んでいる印象です。
後藤 設備には投資しています。そこにあるのは、今年に入ったばかりのテーパーに研磨する機械で、大手企業でも導入されている最新型。数千万円の投資でした。それ以前は300万円ほどの中古機を使っており、時間、仕上がりや電気代についても環境が良くなりました。私は新しいものが好きですし、新しい機械を導入すると、やりがいも生まれます。当然、経営の成長のためにも必要。この業界の先輩方は70才になっても数千万円の機械を仕入れる人がいます。「仕事が好きなのだな」と感じますし、向上心について尊敬します。いろんな職人さんがいますが、厚かましさを承知で聞くと教えてくださる方もいますから、どんどん盗んでやっていきたいです。
吉岡 勉強熱心だからこその発展ですね。モットーとしていることは何ですか。
後藤 やはり品質と納期に尽きます。おかげで15年間やってこれたと思っています。
吉岡 今後、将来的なところとして、目標や夢をお聞かせください。
後藤 まだまだ拡大する予定です。当然、他社も同じですが、新しい機械については、ほしいものがいくらでもあります。資金の問題で妥協している部分も当然のようにあるのです。私にとって、機械は稼いでくれるもの。機械だけでなく当然、人員も何名か増やしたいという思いがあります。
吉岡 お子さまもいらっしゃいますしね。
後藤 手伝ってくれたらいいなとの思いがありますね。このような業種ですが、息子だけでなく、娘もセンスが良く、器用で力持ち。大手のメーカーでは女性職人も活躍しているので、期待したいです。
吉岡 その点でも将来が楽しみですね。

 

[ Column ]

工場内の新しい機械類を見学。今年に購入した機械の他、先日導入されたばかりの内径を研磨する機械も。ゴトー研磨では、特に精度が要求されるため、先端機器への関心は高い。価格にして1000万円以上かかるものは当たり前。最も高額なもので、2000万円以上の大型機器も。ピカピカの機械を設置すると、一般のお客さまの目も変わる。

[ Point ]

後藤代表のお子さまは二人いて、休日は三人で映画を観に行くなど、オンとオフを切り替える働き方をしている。アルバイトスタッフの手は借りているものの、ほとんど一人でやっており、募集してもなり手は少ないとのこと。関心のある方はぜひ、調べてみてください。

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ゴトー研磨
代表 後藤 稔勝
埼玉県川口市榛松786
http://goto-kenma.com
※営業電話お断りいたします。

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