インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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55号紹介

医療法人社団CRS
きずときずあとのクリニック 豊洲院

「きず」治療に込める想い形成外科の理解を広げる

リストカットあとに対する
新たなアプローチ


吉岡 村松理事長は形成外科のご専門ですが、それを「きずときずあと」と言い換えています。
村松 形成外科は傷や火傷あと、腫瘍などを治療する診療科です。しかし、日本では整形外科と混同されるなど、認知度が低い。あるとき、顎に傷のあった30歳の女性が何年もかけて私のもとにたどり着いたことを、彼女からの御礼の手紙で知り、ショックを受けました。それまで「知られていなくても仕方ない」と気にしてなかったのは、多くの患者さんに不礼儀なことでした。シンガポールに留学したとき、人から「形成外科は何をするところですか」と聞かれることはまずありませんでした。レーザー治療器を導入し、傷あとで悩む日本人が行先に迷わないクリニックを設立しました。
吉岡 村松理事長はリストカットの傷あと治療でも知られています。
村松 患者さんの1割はいわゆるリスカ治療の方です。かつて医者である私は、自傷行為に嫌悪感を持っていました。しかし、真面目で誠実な印象の患者さんと接するうちに、その領域を深く学び誤解に気づいたのです。一方、治療上での問題にも直面しました。レーザー治療は傷あとの凹凸を抑え、隠しやすくできます。しかし、重要な問題は自傷をした過去を周囲に知られないことでした。そこで、私は、横の傷あとを剥がして縦にする戻し植皮手術で、火傷あとのように見せる手術を考案したのです。
吉岡 銀座院も開設し、多くの方を助けています。今後の夢は何ですか。
村松 やはり形成外科は「きずあと」の治療であると社会に広めること。悩む人たちに届くよう発信に努めます。
吉岡 私も応援させてください。

 

[ Column ]

日本自傷リストカット支援協会の創設者であり、リストカットについて、治療だけでなく、心の問題にまで踏み込んで学んできた村松理事長。2024年10月『自分を傷つけることで生きてきた 自傷から回復するための心と体の処方箋』をKADOKAWAから出版し、「自傷しても、自分を責める必要なんてない」ことを悩める人たちに伝え、偏見を取り除く活動に携わる。

[ Point ]

形成外科という領域について非常に考えさせられる取材でした。リストカットについては私自身も偏見に満ちていたと反省しました。銀座院では美容手術後のきずあと治療に悩む人も訪れるとのこと、そういった人々の力にもなってほしいです。

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医療法人社団CRS
きずときずあとのクリニック 豊洲院
理事長 村松 英之
東京都江東区豊洲5-6-29
パークホームズ豊洲ザ レジデンス1F
メディカルモール豊洲内
TEL.03-5166-0050
https://kizu-clinic.com

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