インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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55号紹介

株式会社三秀堂
湘南平塚の老舗和菓子店
『くずバー』が全国にヒット

元照明業界から一転
和菓子文化を世界へ届ける


手塚 色鮮やかでおいしそうな和菓子が並んでいます。『くずバー』をはじめとするお菓子がメディアでも取り上げられる名店ですが、ここ神奈川県平塚市では老舗の和菓子店ですね。
加藤 祖母が空襲で焼け野原になった土地にせんべい屋を開きました。私は当店の三代目。もともと照明業界の会社に勤め、世界を代表するブランドの店舗も手がけてきました。しかし、限られた時間内で働く毎日に、働いた分だけ自分にリターンのある世界に行きたいと家業を継ぐ決意を。2年間専門学校に通って基礎を学び、家業に入ってからは商品開発に注力しました。
手塚 こちらの和菓子店を代表する人気商品を教えてください。
加藤 これが葛をアイスのように凍らせて味わうカラフルな『くずバー』です。もっちり食感とフルーツのシャリッと感が魅力。常温でも溶けないユニークなアイデア商品として評価されており、クール便で全国に発送します。
手塚 『ぺてん山®』というユニークな名前の和菓子も気になります。
加藤 平塚にちなんだものを作ろうと平塚宿と高麗山の逸話を題材に作りました。地域の伝承を深堀りすることから始まり、1年半かけて開発。甘露煮の栗を安納芋餡と国産バター100%のパイ生地で包み山のカタチに仕上げました。
手塚 素材や歴史などに特徴があります。将来の構想はいかがですか。
加藤 同じ商品でも他店とは違うこだわりを持ちたいです。新開発の商品は国内で知られるようになってきました。いずれ海外にも届けるのが夢です。
手塚 新しさも感じさせる日本の和菓子をぜひ、広く知らせてください。

 

[ Column ]

店頭にはシーズンごとに、季節にちなんだ和菓子が並ぶ。10月初旬から12月末までの限定商品で、店を代表する和菓子は、栗蒸し羊羹『みつ栗の月明かり』。日本一の栗生産量を誇る茨城県笠間から新栗を仕入れて作る逸品で、農家でひとつひとつ手作業で剥かれるのが特徴。栗は3日間、濃度の濃い蜜に漬けこまれており、濃厚な栗の味とねっとりとした食感が堪能できる。

[ Point ]

取材後に昔からの名物だと評判のお団子が気になって購入しようとしたところ、加藤さんがお土産に持たせてくださいました。懐かしいほんのり甘いお団子。帰って皆でおいしくいただきました。ありがとうございます。

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株式会社三秀堂
代表取締役/三代目 加藤 賢太
神奈川県平塚市見附町17-21
TEL.0463-31-6120
https://sanshudo.thebase.in

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