吉田整理株式会社
世界に誇るニット技術
革新的な繊維加工で挑戦

『見附ニット』ブランド
サウナ系アパレル発表
「他では対応できない加工のアイデアばかりがうちに持ち込まれます」と、苦笑いをする吉田代表。「これはパリコレに使われた生地」とサラっと飛び出すワードにびっくり。ここは世界的に知られるニット生地の特殊な整理加工工場だ。
創業70年。3代目を守るのは吉田善一代表。代表的なブランドである『穴あきニット』は、親戚が発案。水に溶ける特殊な糸を一部の生地に使用し、生地をお湯につけて、部分的に大小の穴を開ける技術だ。様々なアパレル企業と連携しながら糸一本単位でこだわるさまはまさにアート。最近ではセラミック樹脂が入ってぽかぽかする機能ニット生地をリリース。地域では同社のニットに『見附ニット』というブランド名を冠して、国際的に優れた技術を売り出していこうとする動きがある。
創業以来、さまざまな困難があった。繊維業が衰退する中、2022年には火事で工場がほぼ全焼。それでも世界の整理加工工場は産地のプライドを背負って次の展開を見据える。
「SNSを用いてサウナ系アパレル用品を販売します。すでに資金も確保し、11月からリリースする予定。当社の技にご注目ください」と意欲的だ。


[ Point ]
1960年代には、社員が80名いたという吉田整理。世界が認める技術力を武器に、見附から繊維業を盛り上げていく。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
吉田整理株式会社
代表取締役 吉田 善一
新潟県見附市本町4-4-31
TEL.0258-62-6000
■YouTube @吉田整理ちゃんねる
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■

