インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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57号紹介

M口労働安全コンサルタント事務所
労働災害ゼロを目指せ!
安全意識を高めるプロ

人間心理と科学で築く
安心できる現場環境とは


 主に建設業を中心に多様な業種でヒューマンエラーを対策し、人命の安全を守る重要なお仕事ですね。
M口 私は安全対策に心理学を導入した理論でもって、コンサルティングをしている日本でも数少ないコンサルタントです。私はこの手法を「安全を科学する」と表現しています。「人はどういった色彩を危険と認識するのか」「どういった状況でバイアスがかかり、気が緩むのか」といった安全行動、認知の科学的な理論を組み合わせて、「労働者に対して、どのように安全に行動してもらうか」を従来の一般的な安全対策に加えて提案しています。
 「安全を科学」とは面白い発想ですね。改めてM口代表はどういったご経歴でこの事業を立ち上げたのですか。
M口 私は高校は工業高校電気科、大学は土木を学び、マリコンを経て鉄鋼メーカーへ転職。陸海の構造物については長く、様々な現場を経験してきました。私の転機となったのは、自分の指を切断した事故でした。会社で安全担当を担う立場として、安全を大きく意識することになったのです。
 その後、大阪大学大学院で安全について心理学から学ばれたのですね。
M口 勉強会でとある講習を受けたとき、心理学の観点で安全を語ったある方に大きな影響を受けました。例えば、『ミスが少ないチームはミスが報告できないチーム、ミスが多いのは小さなミスでも報告できる雰囲気を持ったチーム』この雰囲気こそが心理的安全性になります。強い興味を持った私は59歳にして働きながら、大阪大学の大学院を受験。在学中は認知心理学を学ぶと共に研究し、退職を待って、在学中の60歳で起業しました。
 独立後の感触はいかがですか。
M口 基本的には毎週3つの資料を配布し、毎月ひとつの詳しい安全教材を顧客に提供しています。私の先輩は、安全心理の分野をリードする人物。心理学の要素も含めて安全面をコンサルできる人は日本では私と先輩ぐらい。さらに私は労働安全の領域で豊富な経験があります。スピード感があり、小回りの利く対応を心がけており、主に中小企業を対象に、興味をもってくれる企業は増え、忙しい毎日を過ごしています。
 建設現場の事故に関するニュースが昨今、目につきます。
M口 昨今、ニュースで目にするような事故は、コンサルがしっかり入っていれば防げる基本的な安全設計上のエラーが目立ちます。当社では、安全対策を数値化しますので、安全が高まっている安心も含めて得てください。
 現場の事故を減らすべく、この分野を成長させてください。

 

[ Point ]

 正直、『バイアス』という言葉もはじめて聞いたほど、未知の領域を多く学べる取材でした。最近、建築現場の事故についてのニュースに心を痛めていたのと、「なぜ、こんな事故が起きたのだろう」と疑問に感じていたので、そういった問題が解消され、安全管理の大切さを再確認できました。

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M口労働安全コンサルタント事務所
代表 M口 敦
兵庫県西宮市すみれ台3-3-8
TEL.090-1155-3429
https://anzenpro.jp

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