インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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57号紹介

有限会社光
福島・郡山発の新鮮野菜
土を使わない艶やかな味

エコな発想から生まれた
水耕栽培農園の挑戦


イザム 水耕栽培で育てた野菜が、地元の直売所や飲食店で好評です。
柳田 ここでは小松菜やサンチュ、フリルレタス、小葱、中玉トマトなどを育てています。一角では養液栽培も行っているのですよ。私は農園をはじめて9年目ですが、ようやく直売所や飲食店などで名前が知られるようになりました。
イザム しっかりした設備が目を引きますが、なぜ、農業を始めたのですか。
柳田 きっかけは産廃業を営む父のひらめきでした。父は「木くずなどを捨てずに再利用できるのではないか」というエコの観点から発案したのです。私は当時、保育士をしていましたが、いずれ家業を支えることになるとは覚悟していましたし、父の考えるエコに貢献できる農業を手伝う決意をしました。
イザム 農法は学ばれたのですね。
柳田 はい。当初は分からないことだらけ。投資回収も見込めず、3年目になると、父は事業を手放す検討を始めました。けれども、えぐみがない当農園の野菜を愛してくださる方は少しずつ増えていきました。その方々のためにもなんとか継続しなくてはと思ったのです。
イザム ピザのキッチンカーや野菜の無人販売所も展開しています。
柳田 キッチンカーも父の発案でした。農業は朝の5時から手作業で野菜を収穫し、ひとつひとつ、キレイな状態を確認して、出荷します。大変な仕事ですから、なかなか片手間ではできません。まずは農業をしっかりやると決めて、キッチンカーはイベント時にのみ稼働させ、当農園の小松菜やトマトを使ったピザを提供しています。
イザム 今後はどのような展開を。
柳田 とはいえ、農業だけを経営の柱とするには難しい。さらなる六次化を目指し、次は大判焼き店を検討しています。また、いずれ私は産廃業を継ぎますから、農園の後継者探しに注力します。
イザム さらなる活躍を期待します。

 

[ Point ]

お父さまの発案について、現場で様々な苦労を重ねながらエコ事業としての農業をカタチにしてきた柳田代表。ゲームがお好きで、社名はゲーム『「KINGDOM HEARTS』の主題歌である『光』から命名したそうだ。休日にゲームをする暇もないほど忙しい日々を過ごしたそうで、身体を大切に励んでほしいです。

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有限会社光
代表取締役 柳田 美華
福島県郡山市大槻町南原75-1 TEL.024-953-5560
https://www.instagram.com/hikari_hukusima

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