インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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57号紹介

兵庫県立総合射撃場
株式会社野生鳥獣対策連携センター

関西最大級の総合射撃場
兵庫から狩猟文化の発信

狩猟者の育成と情報発信
正しい知識と必要性を伝達


 『ハンターフィールド三木』の愛称で生まれた兵庫県の射撃場です。できたばかりでキレイですね。どういった目的で作られたのですか。
藤本 当施設は、狩猟者(ハンター)の育成と狩猟に関する情報発信を目的に新設されました。西日本最大級を誇る約80ヘクタールの場内には、雨天でも利用可能な屋内型のライフル・スラッグ棟が設置されており、最大100メートルの静的射撃が行えます。また、解体処理を学べる「処理加工室」やわな猟の実習場所である「わなフィールド」なども整備されています。
 今、なぜ新たな狩猟者の育成が必要とされているのですか。
藤本 兵庫県は野生動物による農業や林業の被害が深刻であり、ツキノワグマの市街地出没もあります。一方で、その対策をする狩猟者は減少し、高齢化も加速しており担い手不足となっています。私は、元警察職員で民間の方が銃を扱うのは危険だと認識していましたが、私たちの生活や農作物等を被害から守るためには、狩猟者が必要と考えています。これから施設の運営を通じて、ハンターの苦労、狩猟の大切さを伝えていきたいです。
 どのような方が利用しますか。
藤本 銃猟・わな猟について、狩猟初心者やライフル射撃に興味のある方を対象に講習会を開いています。また、競技者にとっても充実した練習環境を用意。さらに、処理加工室には調理環境も整っておりますので、ジビエ料理教室の開催も計画中です。
 スタートしたばかりですが、今後はどのような構想をお持ちですか。
藤本 今後は、銃の所持許可取得を目指す方を対象とした準備講座、クレー射撃イベントに力を入れていきます。また、狩猟に関する正しい安全管理について伝えていきたいです。
 発展を期待しています。

 

[ Point ]

狩猟や猟銃という世界をまったく知らなかったので、お話を聞いて、私たちは改めて、自然の中で他の動物と共に生きていることに気付かされました。減少する狩猟者に歯止めをかけ、新しい人材を育成していただきたいです。実際に射撃するところを見学しましたが、あまりの迫力にびっくり!

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兵庫県立総合射撃場
株式会社野生鳥獣対策連携センター
取締役兼・県立総合射撃場長 藤本 恵一朗
兵庫県三木市吉川町福井523番地6
TEL.0794-72-0255
https://hyogo-prefectural-shootingrange.jp

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