インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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58号紹介

株式会社ユニバーサル農場
神奈川県初オリーブ栽培
健やかな時と平和を願う

小豆島の知恵と地元の支え
香るエクストラヴァージン


吉岡 神奈川県で『湘南二宮オリーブオイル』の先駆けとなった農園です。手摘みのエクストラヴァージン・オイルは香りが高く、味がまろやかですね。
M田 マイルドでフルーティーな味わいが特徴です。そのままでもおいしく、食材の味を損わない素朴さがあり、和食に寄り添います。国産のものはいずれも、上質さがウリですが、風土やつくり手によって味に変化があります。それぞれの味の違いも楽しんでください。
吉岡 栽培のきっかけは何でしたか。
M田 20年前、私の父は新種植物の登録などに携わる弁理士として活動し、頻繁に海外出張していました。その頃、「オリーブオイルが身体に良い」との情報を得て、日本での栽培を考えたのです。私も本格的に栽培を手伝うようになり、小豆島で学び、二宮町に協力を要請。地元の応援もあり、100本の木を植えたのがはじまりで、現在は約2fの土地に750本を育てています。創業時から搾油機を導入し、選別から搾油まで一貫した丁寧さを目指しています。
吉岡 ご苦労された点は何ですか。
M田 当初は台風による倒木や、日本特有の湿気による病気などを乗り越え、経験を重ねました。オリーブは安定して実るのに10年はかかるうえ、毎年の収穫量に波があります。想像以上の苦労がありました。
吉岡 最近では湘南ブランドとして、栽培を始める農園も増えたと。
M田 このあたりは斜面で水はけの良い土地。良い実が育ちます。定年退職した方が、第二の人生として農園を始める例が増え、最近では移住して農家となる方も現われました。
吉岡 今後の夢は何ですか。
M田 オリーブは安定して実るのに10年かかりますが、千年も育つ木で、平和の象徴です。温和に暮らし、成長した子どもたちとこの木を育てたいです。
吉岡 それは心温まる夢ですね。

 

[ Point ]

 オリーブの栽培は長い時間をかけて、丁寧に付き合うもの。農園では、20年かけて、ようやく一昨年ぐらいから実りが安定してきたとも言えるそうです。今後は栽培量を計算しながら、化粧品の素材といった応用も計画するそう。M田さんのオリーブの木に注ぐ優しい眼差しを見ていると、安らぎました。

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株式会社ユニバーサル農場
代表取締役 M田 治郎
神奈川県中郡二宮町百合が丘2-23-16
TEL.0463-72-3199
https://universal-farm.jp
https://www.instagram.com/ninomiya_olive

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