インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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62号紹介

鳥居崎倶楽部
旅館再生のプロが手掛ける
富士見の『泊まれる鮨屋』

全国行政が注目の木更津駅前
総合エンターテイメント施設


吉岡 窓からは富士山が見えるのも素晴らしいですし、どの部屋も素敵です。年間18日宿泊した人がいる、というのも頷けます。
青木 当施設は、その土地の魅力を最大限に出すという再生事業の理念に基づき、デザインをすべて私が手掛け、一部屋一部屋こだわって仕上げています。また、より良い宿泊体験を提供するため、千葉の温泉である『亀山温泉』からお湯を運んでおり、シミュレーションゴルフ場も併設するなど、駅前が空洞化していた立地に対し、その潜在的な魅力を最大限に活用しています。
吉岡 これまで多くの旅館再生を手掛けてきたと聞きました。御社の提唱する事業型再生≠ヘ一般的なファンドによる再生事業とは違うのでしょうか。
青木 はい。いわゆる外資系ファンドが主導するものとは異なり、創業者一族と共に再生に取り組んだ後、最終的にその一族に買い戻していただく形をとっております。温泉旅館は創業百年を超える長い歴史を持つところも多く「旅館と共にある地域の商店を守り、街が空洞化するのを防ぐ」といったエリア再生を重視しています。つまり、地元の人と共に再生することで、街全体が復活することを目指しているのです。
吉岡 街全体の再生というのは、大変壮大なビジョンですね。
青木 はい。実は、私どもが直営で持っている旅館もございます。この再生事業で培ってきたノウハウ―特に地元だからこそ見えにくい、長年地域に根づいている「良いところの掘り起こし」をしっかり行うという考え方は、そうした直営の旅館運営にも深く活かされています。
吉岡 今回の『鳥居崎倶楽部』は、旅館再生ではなく、千葉県木更津市の公園の再開発事業だそうですね。
青木 はい。これは行政と連携して行う事業で、木更津市が長年抱えていた駅前空洞化の課題解決を目指し、『泊まれる鮨屋』というコンセプトで運営しています。地域特性を最大限に生かした成功例のひとつとして今後の事業にも反映していきます。
吉岡 地域全体の再生を願い続けてきたからこその成功ですね。これからも益々発展することを願っています。

 

[ Point ]

『鳥居崎倶楽部』は公募設置管理制度(Park-PFI)によって運営されています。2017年6月の都市公園法改正で創設された新しい制度ですが、当施設の成功を受け、青木代表へのオファーが増えているそうです。今後の展開が楽しみですね。

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鳥居崎倶楽部
代表取締役 青木 一
千葉県木更津市富士見3-5-11
TEL.0438-97-6300
https://toriizaki.club

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