合同会社ハセガワークス
見積・事務作業をアプリで解消
現場の悩みを解決します

営業が営業できない
中小企業の課題に向き合う
大仁田 見積自動作成を行う業務改善アプリ『SASATTO』について教えてください。
長谷川 中小企業は人が少なく、営業が営業ではない仕事を多く抱えています。忙しくなると人材を雇う必要がありますが、人を増やすと利益を従業員に還元できなくなり、その結果、人材が辞めてしまうという苦しい状況が続いていました。それを解消したくて、部下と一緒にアプリを作ったのが始まりです。
大仁田 どういったアプリなのですか。
長谷川 個性的な発想です。見積は通常、自分たちが作るものですが、それをお客さまに作ってもらうというアイデアにしました。約2カ月間構想を練り、形にしています。
大仁田 ユーザーからすると助かりますよね。
長谷川 中小企業は忙しいので、半日〜1日以上、メールの返信できないこともあります。そこで、データベースや在庫情報をリアルタイムに同期できるWEBアプリを作りました。お客さまがそこにアクセスすると、欲しい商品の在庫をリアルタイムで選ぶことができます。メールを送るより早く必要な情報が手に入る仕組みです。発注の際にのみ、お客様が私に連絡してくる形になります。例えば当社ではマイクのデバイスなどを扱っていますが、型番や価格が変わらない商品が多い。それまでは毎日、お客様から「これありますか」「見積ください」といった問い合わせが30件ほど来ていました。
見積業務を自動化する
顧客参加型の発想
大仁田 それが毎日30件となると、かなりの時間を取られますよね。
長谷川 そうですね。1件1分で処理したとしても、30分以上の時間を要します。これをお客様自身に使っていただければ便利になりますし、その時間コストを浮かせて別の仕事に注力できると考えたのです。結果として、この仕組みは非常にうまくいきました。
大仁田 実際の業務も大きく変わったのではないですか。
長谷川 私自身をペルソナにして、自分の仕事をそのままトレースする形で開発しました。完成までには約1年半かかりましたが、業務は劇的に楽になりました。余った時間は、新規事業に時間を割けるようになり、年間10台しか売れなかったものが、昨年は4千台売れるようになりました。
大仁田 それはすごいですね。大手と戦わない発想でもありますね。
長谷川 大手とバッティングすると価格競争になります。利益がなくなりますし、人を入れて売り上げを増やそうとすると営業利益はさらに圧迫されます。コストの部分はシステムで解決し、人材は価値を生む仕事に生かしてほしいという思いから、法人を立ち上げました。
大仁田 サービスはいつから始めましたか。
長谷川 昨年12月に立ち上げ、今年2月からサービスを開始しました。
大仁田 エンターテインメント事業でも、コンテンツ制作に集中したいという考え方がありますよね。そういえば長谷川代表もYouTubeをされているとか。
長谷川 会社では部長職をやりながら、YouTubeも続けていますが、視聴者が興味を持つことを徹底的に考えて作っています。
企業同士つなぐ仕組み
夢はコミュニテイーづくり
大仁田 今後はどのような展開を。
長谷川 『SASATTO』をキーにして、さまざまな中小企業の困りごとを解決していきたいと考えています。実はYouTubeもそのためにやっています。中小企業は良い製品を作っているのに売れないことが多く、優秀な人材が辞めてしまうという問題もあります。会社の仕組みそのものを変えていく人がいないのです。
大仁田 AIは力にならないのでしょうか。
長谷川 実際に、多くのことはAIが生まれる20年前からできていました。つまり、人間がやることを前提に仕事が作られている。だからこそ、仕事の中身そのものを一緒に変えていくことが必要なのです。当社でも事務業務の人材が事情で何人か辞め、私が引き受けることになりましたが、よく見てみると、そもそも機械が担える作業が多くありました。
大仁田 将来的にはどんな構想を。
長谷川 アプリを開発できるメンバーがいるので、『SASATTO』を足掛かりに、この技術を使っていろいろな企業の困りごとを解決していきたいですね。また、これは大きな夢ですが、昔の農協のようなコミュニティーを作りたいと思っています。皆で大量に仕入れて、皆で売るというもので、もともとは弱い立場の企業を守る仕組みです。営業が得意な会社、技術に強い会社など、それぞれの強みを生かした企業同士の横連携を作っていきたいですね。
大仁田 ぜひ、実現させてほしいです。

[ Column ]
長谷川代表は会社に通わなくても働けるスタイルをコロナ禍前から実践しており、YouTuberとしても活動。ブラック企業で働いた経験などを題材に、演劇風のドラマとして動画を制作。企画・撮影・編集まで一人で行い、現在の登録者数は約5万人に。
現在も土日を使って動画制作を実現。今後はこの動画制作の経験も生かして中小企業をサポートしていく。
[ Point ]
とても良いサービスですね。私も周りの人にこのアプリについて教えてあげたいと思いました。中小企業の現場では、こうした事務作業に困っている人が本当に多いと想像します。長谷川代表なら、それぞれの企業の課題に合わせてカスタマイズしながら解決してくれるのではないでしょうか。
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合同会社ハセガワークス
代表 長谷川 幸一
埼玉県さいたま市南区白幡3-8-4-2
TEL.080-3006-8097
https://hase-works.com
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