インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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63号紹介

Bounce, Inc.
世界各所で手荷物預かりマッチング
預けたい人・預かりたい人をつなぐ

世界中で利用される
「荷物預かり」の新しいインフラ


吉岡 それほど大規模に展開されているとは驚きました。サービスのきっかけは何だったのでしょうか。
Cody 荷物を預けたい人と預かるスペースを持つ店舗や事業者をマッチングするサービス「Bounce」を展開しています。アメリカで創業し、現在では3万5000拠点以上で利用可能です。サービスの原点となったのは、友人の体験でした。ある日、仕事終わりにそのまま出かける予定があったにもかかわらず、一度自宅に荷物を置きに戻らなければならず、とても不便そうにしていたのを見て、「もっと良い方法があるはずだ」と感じたのです。その気づきは、私自身の経験とも重なります。バックパッカーとして世界を旅していた際、できるだけ身軽に移動することを大切にしていましたが、荷物の存在が移動の自由を制限していると強く感じていました。ホテルや民泊のチェックイン前後の時間に、重い荷物を持って移動するのは大変ですよね。こうした体験から、「荷物に縛られることなく、人々が自由に街を探索できる世界を実現したい」という想いが生まれ、「Bounce」の立ち上げにつながりました。

スマホで完結する利便性
最大100万円の充実補償


吉岡 具体的な利用方法やサービスの強みについて教えてください。
Cody 「Bounce」アプリで近くの預かり場所を検索し、予約から支払いまでスマホ一つで完結できます。現地では予約画面を見せるだけで済むので、伝票記入などの手間もなく、キャッシュレスでスムーズに利用できるのが特徴です。
吉岡 コインロッカーとの違いはどういった点にありますか。
Cody 事前予約ができるので、荷物を持ってコインロッカーを探し回る必要がありません。また、ロッカーはサイズ制限や空き状況の確認が課題ですが、「Bounce」ならスーツケースはもちろん、楽器やベビーカー、スキー板などの大きな荷物も預けられます。利用シーンも広がっており、旅行者だけでなく、ビジネスマンやライブ参加者が身軽になるために利用されるケースも増えています。
吉岡 安全面でのサポートはいかがですか。
Cody すべての予約に最大100万円の補償が付帯しています。また、無人のロッカーとは異なり、有人店舗でスタッフが管理するためセキュリティ面でも安心です。24時間体制・多言語対応のカスタマーサポートも完備しています。
吉岡 それは心強いですね。預かり場所となるパートナーにはどのような店舗があるのでしょうか。
Cody カフェやレストラン、美容室、カラオケなど多岐にわたります。数ヶ月前からは、空港からホテルへの当日配送サービスも開始しました。例えば、東京に到着してすぐにスキー板を北海道のホテルへ送るといった使い方も可能です。

荷物に縛られない生活を
目指したい


吉岡 今後の展望やビジョンについてお聞かせください。
Cody 私たちは単なる荷物預かりだけでなく、「荷物に縛られない生活」というライフスタイルの提案も視野に入れています。将来的には、必要な時に必要なものを借り、使い終わったら返すといった所有にとらわれない文化の定着を目指しています。私自身、今でも荷物を持たずに旅をすることがあります。
吉岡 今後の日本ではどのように展開される予定でしょうか。
Cody 日本はコインロッカー文化が根強いですが、品質への要求が高い市場でもあります。今後は地方都市も含めてさらに拠点を拡大し、「Bounceだよね」と認識されるようなインフラを目指していきます。
吉岡 日本の観光課題であるオーバーツーリズムの解消にも繋がりそうですね。
Cody 大きな荷物が移動の妨げになり、地域の方の負担になるケースも増えています。手ぶら観光を促進することで混雑緩和や快適な移動に貢献し、旅行者と地域の双方が気持ちよく過ごせる環境を作りたいと考えています。
吉岡 社会的な課題解決にもつながる素晴らしいサービスだと思います。本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

[ Column ]

取材を通じて特に興味深かったのは、このサービスが店舗の空きスペース活用という側面も持っている点だ。カフェやサロンなどの事業者がパートナーになることで、荷物を預けに来た人がコーヒーを飲んだりサービスを利用したりする相乗効果が生まれている。コインロッカーの代替ではなく、街と人をつなぐ新たなコミュニティハブとしての可能性も感じられた。

[ Point ]

スマホ一つで手軽に荷物を預けられる利便性と、万が一の時の手厚い補償体制が印象的でした。特にコインロッカー難民になりがちな旅行者にとって、事前に場所を確保できる安心感は計り知れません。「荷物からの解放」というビジョンが、これからの日本の旅のスタイルを大きく変えていく予感がしました。

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Bounce, Inc.
代表取締役CEO Cody Candee
東京都渋谷区渋谷2-24-12-39F
070-9046-2791
お問い合わせ先:press-jp@bounce.com
https://ja.bounce.com

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