【株式会社デイリーフーズ】
独自の物流システムと提案 日本の食卓を豊かに
物流ネットワークが支える
宅配システムで食卓と食品を繋げる
藤波 全国に物流拠点とシステムを持つデイリーフーズですが、現在はどういった柱で運営されているのですか。
小菅 弊社は現在、一般商品と業務用商品の卸業、物流業に加え、宅配業の四本柱でやっています。
藤波 宅配業務というと個人宅への配送ですね。
小菅 独自に宅配専用の車両と倉庫があるんです。基本は牛乳の宅配ですが、それ以外に健康食品や野菜、水などもやっています。
藤波 それは忙しい主婦や高齢者にも助かりますね。
小菅 世の中が進み、今後は買い物難民が増えることを考えると、企業として取り組む価値があるな、と。個人店がやってきたことを大きく繋げることをコンセプトにしています。
藤波 すでにネットワークがあるからこそできることですね。
小菅 全国に倉庫と輸送するための車両も抱えているので、三温度帯物流システムを使って、急な注文でも『おいしいものをおいしいままに』お届けすることができます。
藤波 食の総合商社として新たな商品提案もされているとか?
小菅 「こういう成分が入っていますよ」「この新作はこんな料理に使えますよ」と提案したり、POPや売り場を考えることで、小売店の売上アップやお客さまの健康に貢献できます。これからの食は単に味がいいだけでなく、健康も考えないと。
藤波 健康を運んでいるのですね。
[ Column ]
例えばチーズでも、ゴルゴンゾーラ、青カビ系、カマンベール、モッツァレラと種類は多種多様にある。組み合わせはそれこそ無限大。牡蠣とチーズを組み合わせたり、イタリア文化のカプレーゼ、オリジナルのピザなど、無数にある。「国内のレストランが多種多様な広がりを見せるなか、新たな食事を提案したい」と小菅氏は語る。
[ Dragon Point ]
もともとはアイスクリームのコーンの製造から事業が始まった。他の商品ももちろんだが、アイスクリームの新商品開発では、森永乳業の研究者と一緒に新商品を開発し、提案しているそうだ。アイスもコーンも、確かに懐かしく「ああ、これだな」とうなずくお味。
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■
株式会社デイリーフーズ
東京都港区芝浦3-13-8
TEL. 03-3453-7371 FAX. 03-3454-3038
http://www.df-net.co.jp
■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■〓■