APIPA Design Studio株式会社
WEBや動画で魅力づくり
四国発の総合クリエイション
充実機材×地元愛で制作
コンサル型で企画します
藤波 愛媛が大好きで移住されたと。
石塚 ２００５年に東京から宇和島に期間限定で出向したのですが、この地の魅力にはまり、移住しました。以前は、ＷＥＢ制作やデザイン、システム開発を行っていましたが、愛媛は経済的環境もよく、クライアントの想いを具現化するために必要な、撮影機材や編集環境に投資し充実させることができたので、２０１６年には、総合的なクリエイティブエージェンシーとして法人化しました。
藤波 こちらの強みは何ですか。
石塚 ひとつはコンサル型の制作スタイルです。クライアント自身も気づいていない魅力を引き出し、ブランディングを行います。もともとデザインとは、〝問題解決のための設計・計画〟であり、論理的に説明できるよう心掛けています。もうひとつは自社一貫体制です。クライアントから受けとった情熱を薄めないよう、私が責任を持ち、少数精鋭チームで制作します。
藤波 動画や配信など、メディアやクライアントのニーズは多様化しています。
石塚 自社での研鑽はもちろんのこと、同じ志を共有できる専門分野の方々とチームを組み、果敢に取り組みたいです。
藤波 今後の展望はどのように。
石塚 当社が目標とするのは、クライアントを含めた〝５ＷＩＮ〟な関係です。自社、クライアントはもちろん、その先のエンドユーザー、スタッフ、地域の５つすべてに貢献することを目指します。
藤波 具体的にどのように動きますか。
石塚 現在、ボランティアで四国八十八ヶ寺をひとつずつ撮影し、世界に広げる観光ポータルサイト『お遍路ジャーニー』を制作しています。四国全体を海外に打ち出しすことで、インバウンド誘致につなげ、大きくは日本の観光立国のお手伝いがしたいです。
藤波 まさに地域移住の成功例ですね。
［ Column ］
同社は、WEBや映像、デザイン制作などを前面に押し出さない。1社ごとに異なる魅力を丁寧にヒアリングし、それを最大限に表現できるよう、ブランディング、マーケティングを行うのが石塚さんの使命である。ドローンやVRなどの機材を揃え、技術を培うのも、「最適な表現をするための、手段を増やすに過ぎない」と言い切る強い姿勢。クリエイティブエージェンシーとして、自社のブランディングにも迷いがない。
［ Dragon Point ］
コロナ禍でのリモートワークが普及したことで、東京とのやりとりもスムーズになり、地方での仕事はより便利になった。今後、石塚さんの背中にあこがれる若者の移住も増えそうですね。
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APIPA Design Studio株式会社
代表取締役 石塚 政紀
愛媛県松山市津吉町1294-3
TEL.089-993-8158（代表）
https://apipa.jp
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