嫌いから始まった、お好み焼革命
独自の進化を遂げるお好み焼 千房
革命前夜
若いころ、コックになりたくて修業をしていたのですが、縁あって、お好み焼屋を営むことになりました。お好み焼は好きでしたが、正直、お好み焼屋の経営なんて嫌だ・・・と思ったんです。だから、お好み焼屋をかっこよくしようと改革をしたのです。ホテルへの出店、お洒落で高級感のある店内、コック服の着用など、従来のお好み焼屋とは一線を画したのです。それが、お客様に支持され今があるのだと思います。
人の存在、人に感謝
バブル期に多額の借り入れをして50億円の自社ビルを購入。しかし、バブルが崩壊して、経営は危機的状況になりました。ピンチはチャンスといいますが、あの時は、ピンチは大ピンチでした(笑)。乗り切れたのも、お客様、応援してくれた方々、そして従業員と「人」に助けられたからです。当社は、もうすぐ45周年なのですが、100年残る企業にしたいです。そして、二代目、三代目にお金や物を残すのではなく、『人』という資産を残していきたいと常々思っています。
千房株式会社 http://www.chibo.com
代表取締役 中井 政嗣
企業年表
1967年 大阪市住吉区にて創業
1973年 大阪 千日前に千房1号店開店
1988年 東京初出店
1990年 ハワイ ホノルルに海外初出店