インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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41号紹介

株式会社太建
気合が違う土木のリーダー
信頼を大切に美浜地域に貢献

裸一貫で草刈りから始め
指定業者を獲得するまでに


藤波 ここ福井で、公共工事から民間まで土木工事全般をなさっているのですね。
仲島 裸一貫で始めて、今年で15周年目を迎えます。現在は公共工事や大型の施行も請け負うことができます。
藤波 もともと仲島さんはどういうご経歴なのですか。
仲島 地元出身ですが、若い頃は悪さばかり。10代の頃から親方のもとで15年間修業しました。きっかけは親方が廃業したタイミングで、私の息子の入院が重なり入用が増えたことでした。偶然に得た20キロエリアの草刈りを一人で朝から晩までこなしました。その時、独立を決めて1年間は個人事業主となり、2年目からは事業者として入札できる体制をつくろうと、法人格しました。
藤波 創業時は随分がんばったのですね。
仲島 最初は仕事を選ばず「社長、ドブ掃除でもさせてください」と頭を下げてきました。今、若い従業員が大きな仕事に対し「緊張する」とひるむことがあれば、「緊張する場にいる自分を誇りに思え」と伝えます。人は、志や夢を持てば背筋も伸び、それを叶えるためにより大きな仕事に挑もうと励みます。
藤波 仲島さんも現場に立ちますか。
仲島 実は、従業員が増えてからはゴルフ三昧でしたが、5年ぐらい前に初心に戻ろうと決めました。朝6時前には家を出て、20時ぐらいに戻る毎日です。
藤波 今後目指すところは。
仲島 やるからには拡大したいですし、一方で商売の枠を広げた経営にも興味があります。夢というほどではありませんが、昔から、高齢者が皆でくつろげる憩いの場をつくりたかったので、隣の土地を使って何かしたいです。
藤波 地域や人への愛を感じます。美浜地域の兄貴分だ。

 

[ Column ]

4畳半のプレハブからスタートした太建。入札金額が安くてもしっかりとした仕事をして、信頼を蓄えることを心掛けてきた。現在は23歳になる仲島さんの息子も現場監督として働いている。ご子息は、新しい時代の働き方を目指し、土木関連の資格取得に励み、来年は独立する予定。仲島さんは、継承ではなく独立の道を選んだ息子を応援しているそう。取材日、ご子息は他所の応援要請を受けて、大飯の現場に向かっていた。

[ Point ]

仲島さんは親分肌。「仕事ないですか」と誰かが聞きにきたら仕事をつくる。お金が余ったら車いすを福祉施設に寄付する。若者をしっかり怒りながら育てる。美浜町に対する思いも強く、今回地域プロレス団体『美浜プロレスリング』(28P)に倉庫を無料で貸し出した。

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株式会社太建
代表取締役 仲島 太一
福井県三方郡美浜町河原市1-5-6
TEL.0770-32-6911

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