インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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41号紹介

こんのでんたるVILLAGE
各務原市で地域医療を極め
健康と知恵をはぐくむ歯科

地域や人材と調和
すべての人に医療と福祉


藤波 各務原市の自然に囲まれた環境のよい場所ですね。
金野 父は地域で35年、『こんの歯科』を運営してきましたが、4月に事業規模を3倍程度に拡大して、この地に移転リニューアルしました。
藤波 どういった診療体制ですか。
金野 現在、ドクターは主に訪問診療部門を率いる父と私を含め3名が在籍しています。また、月に一度、嚥下内視鏡検査の専門家が診療。私自身は愛知学院大学病院で小児歯科の講師を勤め、小児歯科の現場も経験しており、他の医師では難しい小児の専門治療を行うことができます。
藤波 こちらは健康教育がひとつのキーワードとなっていると。
金野 講師の時代から予防医療に関心を持ち続け、子どもだけでなく親も含めた総合的アプローチを目指しました。当院の経営理念は、『健康と知恵をはぐくむ』ですが、健康は自分で投資をして作っていくものであり、そのためには知恵が必要です。
藤波 お父様を中心に訪問診療に力を入れる理由は。
金野 これまで通ってくださった方の通院が難しくなりつつあり、こちらから出向くことを始めました。今後は訪問診療の時代になります。我々、歯科医は、患者さんが亡くなるまで、どうすれば快適に過ごせるのか長期的な人生の責任を持ちながら治療にあたるべきです。
藤波 診療室のいたるところに理念の浸透を感じます。今後の目標は。
金野 SDGsの項目に「すべての人に医療と福祉を届ける」がありますが、当院も地域の医療・福祉分野と連携を目指します。スタッフを大切に、周りの犠牲で成長するのではなく、周りにいる人たちをしあわせにしながら、地域から日本や社会を良くしたいです。
藤波 今後も各務原から世に貢献してください。

 

[ Column ]

こんのでんたるVILLAGEでは、リニューアルにあたり、機材もほとんど新しいものに入れ替えた。スタッフの福利厚生を意識し、院内バルコニーを備えた2階空間はすべてスタッフルームとして用意。ドクターの部屋はなく、コンセプトビジョンのもとに、全員がフラットである組織づくりを目指している。

[ Point ]

「我々歯科医は、患者さんが亡くなるまで今後も考えて付き合っていく。私はここに張り付いているので逃げも隠れもできません」との言葉が印象的でした。「目立つことより、周囲との調和」と仰っており、ここにはかかりつけ医の根本精神があります。

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こんのでんたるVILLAGE
院長(歯学博士) 金野 弘靖
岐阜県各務原市那加門前町4-23-7
TEL.058-382-3100
https://konnodentalvillage.jp

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