インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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58号紹介

大阪再生医療クリニック
CELL GRAND CLINIC

知見と研究で安全な再生医療
世界の人々へ平等に届けたい

自分の力でよみがえる
未来を紡ぐ再生医療の力


上重 こちらは、幹細胞治療をはじめとした多彩な再生医療を提供されている総合クリニックですね。
若林 はい。上重さんは再生医療について、どれくらいご存知ですか?
上重 野球仲間は関心が高く、治療を受けていると聞くことも。私自身も『NMN治療』を受けたことがあります。
若林 なるほど。やはり、野球選手といえば当院でも扱う『PRP療法』が有名かと思われます。自分の血液を採取して遠心分離し、傷の治癒を促す働きがある血小板を濃縮。それを利用する治療法として知られています。これにより、靭帯などの組織の修復や再生を促進します。
上重 再生医療は薬を飲む、オペをするといった従来の医療とは異なります。
若林 そうですね。自分の中にある血液や幹細胞を使う細胞由来の治療であり、自らの治癒能力を上げるものです。細胞や組織を人工的に加工・培養するなどして修復・再生させ、機能を回復させます。
上重 院長はどういったご経歴ですか。
若林 私は鹿児島のラ・サール学園で中高を寮生活で過ごしました。大学は神戸大学医学部へ入学し、卒業後は警察病院や近畿大学での勤務を経て神戸大学大学院へ。大学院卒業後は、アメリカの国立衛生研究所で3年半、認知症を研究しました。現在、認知症を根本的に治療する薬は開発されていません。一方、再生医療を用いた認知症治療の研究や開発が進んでおり、私も興味を持っていました。

未来型医療の最前線
自費診療と日本での認可


上重 帰国後、2年間、日本で初めて自己脂肪由来幹細胞治療を行う大手のクリニックで臨床経験を積み、アメリカ再生医療学会認定専門医資格を取得。大阪で開業に至っています。若林院長は、再生医療に大きな可能性を感じたのですね。
若林 はい。私は「再生医療が従来の医療とは異なる切り口である」点に、大きな可能性を感じています。特に幹細胞治療に注目しています。病気になる前の段階での治療や糖尿病や変形性膝関節症といった病気の保険診療の補助や代わりになる治療、さらには認知症といった難病の治療に応用できると考えています。
上重 『PRP療法』についてはいかがですか。
若林 日本では野球の大谷翔平選手といったプロスポーツ選手の利用で知られており、ヨーロッパでは特にサッカー選手の肉離れ治療などに対して広く使われます。
上重 『幹細胞培養上清液(エクソソーム)治療』について教えてください。
若林 『エクソソーム治療』は、幹細胞を培養している時にできる上澄み液の成分を使った治療になります。食べ物のダシのようなものです。幹細胞が分泌する成長因子といったサイトカインや細胞同士の連絡を取り合うエクソソームという微少分子が含有されています。これらは、損傷した組織の修復や再生を促すだけでなく、エイジングケアや病気により低下した身体の機能を細胞レベルで再構築します。

実感のエクソソーム治療
安心と平等を世界に届ける


上重 『エクソソーム治療』について、どういった方にお勧めしますか。
若林 肌の若返りや髪の再生で特に有名かと思いますが、点滴療法では、さらなる健康効果が期待できるものです。「疲れやすさを感じる」「身体に痛みがある」といった症状の方に最も推奨します。
上重 美容効果を目的として治療を受ける方が多いです。先生自身、40代とは思えない肌の美しさに説得力があります。
若林 私も自身で『PRP療法』や『エクソソーム治療』を受けています。再生医療が自費診療である以上、自ら体感しなければ、患者様に説得力をもって語れません。医療におけるエビデンスは最も重要だと考えますが、エビデンスだけをもって語れない部分もあるのです。
上重 再生医療は今後も発展が期待される分野ですが、今後はどのように展開しますか。
若林 再生医療は効果だけなく安全性に配慮しながら広めなくてはなりません。私の理想は世界中の方々に、平等に信頼できる再生医療を届ける未来です。
上重 この分野の将来が楽しみですね。
若林 そうですね。人生百年時代といわれる現代で、患者様の健康を予防としての治療や難病の治療としてより助けることが期待できる分野だと思います。
上重 今日は勉強になりました。

 

[ Column ]

若林院長は医療も「新たなカタチ」を提案する時代に入っていると話す。本来、規則正しい食生活を送っていれば、健康で長生きすることはできる。しかし、現代を生きる人の環境を鑑みれば、それはずいぶん難しいと話した。若林院長は「医療の感覚は変わりつつあり、現代人の生活を補助するイメージが必要」と、言葉を重ねた。

[ Point ]

若林院長はちょうど私と同世代。私が甲子園球場で横浜高校の松坂大輔投手と対戦した1998年の夏を記憶し、今日のインタビューも楽しみにしてくださいました。取材の際、『エクソソーム治療』をプレゼントしてくださり、おかげで調子良く、仕事ができました。

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大阪再生医療クリニック CELL GRAND CLINIC
院長  若林 雄一

大阪府大阪市中央区西心斎橋2-3-2御堂筋ミナミビル4F
TEL.06-6212-5960

https://cellgrandclinic.com

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