【一般社団法人ISD個性心理学協会】
ビジネスマンは待っていた！マーケティングで活用ISDロジックとは？
「私コアラなんです」「私も！」1997年に大流行した「動物占い」のことである。生年月日から自分がどの動物に当てはまるのかを知るだけでも楽しいが、このロジックをビジネスに役立てた団体がある。『一般社団法人ISD個性心理学協会』だ。2017年4月にリリースされた世界初のコンテンツ「ロジックビジネスコンテンツ」について、代表理事の服部磨早人氏に話を伺った。
マーケティングは、顧客がアクションを起こして初めて分析可能になる「行動履歴」が元になる。しかし、もし購入前に顧客の行動パターンが分かったら─「行動履歴マーケティング」から「顧客履歴マーケティング」へのシフト。それを提唱するのは、一般社団法人ISD個性心理学協会代表理事の服部磨早人氏。スタートは動物占いだという「ロジックビジネスコンテンツ」とは一体どんなものなのか？
基礎となる『ISDロジック』カリキュラムには動物キャラクターが使われている。一般には広く受け入れられたものの、ビジネスの世界ではかえってそれが障害になった。ISDロジックをなんとかビジネスに活かしたいと2016年に過去22年分のデータをテキスト化。一部の経営者に使ってもらったところ、効果が出た。そこから「ロジックビジネスコンテンツ」が生まれた。
例えば「部下分析」という使い方。上司が部下のことを知れば最適な起用方法がわかる。仕事のまかせ方を変えることで自立型社員が育つ。社外で使うならば、「クロージング承諾推定法」がある。顧客が「買う前提で話をする」方法。とある百貨店の靴売り場では「虎」タイプが多いことが判明した。彼らは靴を買うと靴磨きも買っていく。ならば事前に靴磨きも提案すれば？顧客分類することでこんなこともできてしまう。店員の態度が変われば「私を分かってくれている」と顧客に安心をもたらす。こうして顧客は物を買っていく─。粗悪品がほとんどなくなった今の世の中、顧客は「気持ちよく買いたい」と願っている。それを実現可能にするのだ。
自分を知る。相手を知る。そこから未来を創造する。協会所属インストラクター数は３、５００名以上、無料会員は３万名をゆうに超える。すでに人気のコンテンツを今後はビジネス界にも広めていく。「中小零細大手問わず、企業が活躍するバックアップをしたい」服部氏は語る。「瞑想＝うさんくさい」そんなイメージを払拭した「メディテーション」「マインドフルネス」などの考え方につづき、データベース化した東洋哲学で、すぐビジネスに活用できるロジックコンテンツ。これを皮切りに一気に海外進出も狙う。
心理学を学ぶ人は多いが、論理が難しいため長い間学ぶだけでなかなか実践できない場合がある。しかしISD個性心理学は、モバイル対応の「使える」コンテンツ。仕事に即導入でき、身近な人から分析できることも利点である。誰もが知る動物占いからビジネスの可能性が広がった。さて、あなたは何タイプ？自分を知った上で相手を知り、人を動かす。「ロジックビジネスコンテンツ」がそれを当たり前にする。
一般社団法人ISD個性心理学協会
代表理事 服部 磨早人
［ profile ］
1970年大阪府生まれ。1997年、人の意志や行動パターンの法則性の基礎である個性心理学に興味を持ち、2年間の研究・検証を経て個性心理学を体系化した「ISDロジック」を構築し、「個性心理学グループ」を発足。2001年ISD個性心理学協会発足。
【書籍】「最強の自分のつくり方」（大和書房）「赤もち占い」（小学館）
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