インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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11号紹介

【有限会社弘中鋳造】
アルミ伝統工法で、夢をカタチにします

工房から町に飛び出すアルミ職人たち

小橋 弘中鋳造の2代目ということで。

田中 はい。昭和52年に、先代が立ち上げたアルミ鋳造の会社で、4年前に後を継ぎました。職人肌の父から「うちの技術をしっかりと学べ」とアドバイスをもらって、高校卒業後、すぐにこの道一筋でやってきました。

小橋 コツコツ取り組まれたのですね。

田中 最近の鋳造は鋳造方法(法案)を決めれば、経験が浅くても可能になってきました。工業製品の大半はそれです。しかし、それでは対応できない場合もあり、当社では昔ながらの工法で、機械の部品や地下鉄のバンパー、モニュメントなどを作っています。

小橋 モニュメントも!

田中 ひょんなことでデザイナーさんと知り合って、作らせていただいたら、「いい質感だ」と気に入ってもらえて。大阪駅にあるのですが、嬉しくて、自分でも実際に見てきました。

小橋 様々な物を作れるのは、確かな技術があるからこそですよ。

田中 ありがとうございます。これがきっかけで、「夢をかたちにすることができる」と。職人というと、工房にこもることも多いですが、「見方から考え方を。考え方から行動を変える」を実践しています。自分の後ろ姿を見て、若い人に夢を感じてもらえたらと。

小橋 良い職人が育つといいですね。

田中 そうですね。自分の思う100%ではなく、80%作って、残りの20%はお客様と話をしながら、仕上げられる職人に育ってほしい。

小橋 分かります。プロレスも80%は技、20%は歓声と空気。

田中 鋳造は、溶けた液体を流して作る自由度が高いモノ。だからこそ、自分たちの夢を形にできる仕事です。

小橋 これからもいい夢づくりを!

 

[ Column ]

大のプロレス好きだという田中さん。モノづくりとプロレスには共通点がたくさんあるとのこと。「職人・素材の個性を活かしたワザを編み出す」モノづくりと「同じ技でもプレイヤーごとに技の繰り出し方が違う」プロレス。「お客さんの声によって、よりパフォーマンスが高いものを提供できる力を発揮する、というのも共通点だ」と熱く語ってくれたのが印象的だった。



[ 鉄人 Point ]

灰皿や日本刀をイメージした靴ベラなど、高い技術力に加えてバラエティに富んだ商品がたくさん。大手企業とのコラボレーションでは、弘中鋳造のブランドは出せないものの、縁の下の力持ちといった存在だ!!



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有限会社弘中鋳造
代表取締役 田中 和人

茨城県猿島郡境町山崎674-7
TEL. 0280-86-6031 FAX. 0280-86-6030
http://hironaka-casting.jp

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