インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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14号紹介

【浅川組運輸株式会社】
イスがベッドに変身!避難生活に備えあり

あるものを利用し
被災者の悩みを解消


藤波 避難所の設備として、段ボールを使った簡易家具を開発されたと。どういう経緯で開発を。

平野 『イスdeベッド』は、2016年の夏に、和歌山大学から、「避難所にはパイプ椅子がたくさんある。有効利用して、何か作れないか」と打診されたのがきっかけで共同開発しました。

藤波 斬新なアイデアはどこから?

平野 当社は精密機械を梱包する『強化段ボール』の加工をしています。その技術を使い、強度と耐久性に優れた代用家具ができるのではと。

藤波 ずいぶんと強度があるんですね。何キロまで耐えられるのですか?

平野 一枚で75キロまで耐えられます。重ねて使用すれば、さらに強度が上がります。

藤波 押してもビクともしない!どうやって使うの?

平野 椅子を並べて背もたれ部分に段ボールを差し込むと、あっという間にベッドになります。工具も必要ありませんし、軽いので一人でも簡単に設置可能です。使わない時は折りたたんで収納できます。

藤波 簡単に組み立てられてコンパクト!災害時に最適ですね。やはり床で寝るのとベッドは違いますか。

平野 避難生活は、板張りなど硬い床面で寝泊まりを強いられます。床は、寒さやほこりだけでなく、足音も響いて眠れないんです。少しでも快適に過ごしていただきたいです。

藤波 地震の脅威が叫ばれる中、災害対策は必要ですね。

平野 南海トラフ地震は確実に起こると予測されています。災害対策として地元自治体や全国にPRしていきます。

藤波 災害への備えとして、広く周知されることを期待しています。

 

[ Column ]

創業95年。歴史ある会社だが、「次は?」という代表の口癖で、常に改善と進歩を目指す社風を貫く。新しいモノを開発する姿勢が浸透されている。運輸業として「運ぶ」だけでなく、お客様の要望にできる限り応え、よりよい提案をしていきたいという思いが『イスdeベッド』という社会貢献となる商品を生んだ。業界の中で安穏としていては生まれなかっただろう。



[ Dragon Point ]

体重110Kgの僕が寝てもビクともしない!パイプ椅子の背もたれが落下防止になっていて安全です。背もたれの形状に合わせて穴の形が加工できるそうなので、どの椅子でも対応できます。



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浅川組運輸株式会社
代表取締役社長 平野眞幸
和歌山県和歌山市築港5-4
TEL. 073-432-7371
FAX. 073-432-7221
http://www.asakawa-unyu.co.jp/

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