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【医療法人恵生会 恵生会病院】
チームで取り組む、東大阪の糖尿病治療

週末の教育入院で
糖尿病との戦い方を知ろう


藤波 東大阪市内の民間病院では、唯一の糖尿病専門病院ということですが。
宮川 2016年に病院長に就任してから、設立したのです。私は大学病院で、糖尿病を専門としていました。
藤波 「日本糖尿病学会認定教育施設T」に認定されたそうですが、どういった内容ですか。
宮川 つまり、糖尿病の専門的治療・療養指導を行うとともに、糖尿病専門医を育成できる機関ということ。人口50万人もいる東大阪市で民間病院では、唯一の認定だったのです。医療が患者さんの住む医療圏内で完結できないのは、残念なことです。ようやく、糖尿病については、限られた人数ですが市内で完結できるようになりました。
藤波 もともと恵生会はどういった病院だったのですか。
宮川 前理事長は産婦人科の医師で、このあたりの出産はかなり診てきたんじゃないかな、というぐらい産婦人科は有名です。健診部もあり、年間30万人ぐらいは検診・健診も実施しています。
藤波 『糖尿病短期教育入院』に力を入れているそうですね。
宮川 とにかく病院に来てほしくてね。3泊4日のコースで、木曜に入院して、日曜日には退院するコースです。「勉強がてら、入院して治療方針を立てましょうよ!」という制度。このあたりの人は、とにかく忙しくて、入院どころか通院もしてくれない。なんとかして、自分の病気のことを知ってもらわないと。
藤波 東大阪というと、皆さんよく働くイメージだから。
宮川 私の予想だと、東大阪市だけで6〜7万人の糖尿病患者さんがいると思いますよ。「これぐらいの中堅病院が先頭に立って診ないと、誰がやるの」ということです。

ひとりひとり違う内容を
チームでサポート


藤波 先生は大学病院の勤務が長かったのですが、恵生会病院だからできることはありますか。
宮川 当院は、『糖尿病サポートチーム』を作って、チームでサポートする仕組みを強化しています。大学病院はセクショナリズムがあって、各セクションのレベルは高いけど、ひとりの患者さんに総合的にアプローチするのが難しかったりしますから。
藤波 チームのメンバーはドクターですか。
宮川 ドクターと他に6職種。『日本糖尿療養指導士(CDEJ)』という指導係が13名います。あとは看護師、薬剤師、理学療法士、栄養管理士や医療事務職のスタッフがみんなで協力している。当院が発行する『糖尿病通信』にも「みんなでサポートしますよ」と謳っています。
藤波 気合が入った院内報ですね。戦隊モノのヒーローのようなイラストで各担当者が紹介されている(笑)。みなさん、仲が良さそうですね。
宮川 糖尿病と言っても、患者さんはひとりひとり違う。いろんな合併症もあるから、ただ血糖を診てればいいというものではない。違う立場の人たちが、意見を言わないと。それこそ産婦人科にも糖尿病妊婦や妊娠に合併した糖尿病患者がいて、普通の人より厳しい血糖コントロールが必要なんです。

地域で医療を完結し、
自宅で自活≠ェ理想


藤波 糖尿病患者さん用のダイエット食品の開発にも取り組んでおられると。
宮川 『カロリーバランスクラブetsu』といって、ダイエットメニューの宅配事業の展開をしている会社がありまして、顧問として指導をしています。ここの会長さんが私の患者さんで、「糖尿病患者でも、おいしいものを食べさせたい」と事業を始めたんですよ。やはり、カロリーが低いだけではね。味は大切。これはホントにおいしいから、皆さんに勧めています。
藤波 先生のように色々と取り組んでくれる院長がいたら、東大阪市にお住いの患者さんは安心でしょうね。
宮川 普通のことをしているだけですけどね。まだまだ未完成だから、包括的に治療ができる理想には、あと2年ぐらい要すると思っています。『スタッフ全員がその気になる』というのが一番大切。
藤波 先生が大学病院ご出身だから、治療レベルは高いですよね。
宮川 私は兵庫医大と大阪医科大、大阪大学にも友達がいて、3大学から常勤、非常勤を含めて、多くの先生方に来てもらっています。地域の病院ではありますが、幸いなことに大学病院と連携がとれているのも、この病院の強みです。
藤波 ご苦労されていますが、患者さんが快方に向かうことが一番ですよね。
宮川 地域で医療完結して、患者さんが自活できるようにしないと。それが私たちのような病院の役割です。
藤波 がんばってください!

 

[ Dragon Point ]
木曜に入院、日曜に退院の『教育入院』。旅行に行くよりよっぽど価値のある3泊4日かもしれない。やはり、こういうところに身をおかないと、なかなか自分のこととして捉えられない。糖尿病は、知らずに深刻になる。その前に、知識をつけて防ぎたい。

医療法人恵生会 恵生会病院
病院長 宮川 潤一郎

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大阪府東大阪市鷹殿町20-29
TEL. 072-982-5101 FAX. 072-982-5503
診療.月〜金8:00〜11:00、13:30〜16:00/土曜8:00〜11:00
休診日:日曜・祝日
http://www.keiseikai.or.jp

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