【第13回　歪みをなおして健康生活!】
歪みとスポーツ障害

BS社長　川口先生、スポーツ選手で急にコントロールがきかなくなる現象をご存知ですか。大好きだった宮里藍ちゃんが引退しちゃったのも、それが原因みたい…。練習しすぎるのも良くないのですね。
川口　「イップス」という現象ですね。ゴルフの選手だけでなく、野球やテニスの選手などにも起こっています。ハードな練習を積んだプロ選手に発生するようですから、おそらく社長は大丈夫かと（笑）。
BS社長　ドキッ！ 寒いのでサボり気味でございます（汗）。それはそうと…、この現象は、歪みとなにか関係があるのですか。
川口　『イップス』とは、集中すべき場面において、プレッシャーなどで極度に緊張することによって出現します。先日、来院された野球選手（キャッチャー）は、重要な試合でボールが指にひっかからなくなり、とんでもない方向に球を飛ばしたり、それを避けようとギュッと球をつかむと地面に叩きつけてしまったりしたようです。
BS社長　ひええ！ 呪いか憑き物でもついたみたいですね。
川口　ただ、先の野球選手は歪みをなくすことで、発症しにくくなりました。テアシスは筋肉の弛緩と緊張の研究から、メソッドを構築してきました。この現象は、当プログラムで説明がつきそうです。BS社長　それは、すごい発見かもしれませんよ！
川口　人には生まれ持っての筋肉のクセが存在します。たとえば、社長だと右肩が上がりやすく、左が弛緩しやすいというクセです。スポーツ選手は、過度なトレーニングで、そのスポーツ特有の身体を鍛えるために、あえて身体を歪めている状態です。強く歪んだ状態で、さらに強い緊張が走ると、本来の癖が強く出て固まり、コントロールが失われるのです。意識して、無理に矯正するとボールを地面に叩きつけてしまったり意外な行動になります。
BS社長　なるほど。じゃあ、緊張しなければいいというわけですね！！
川口　どんな人も大事なシーンで緊張しないなんてムリです（笑）。ただ、以前にメンタル領域の話でもあったように、緊張して筋肉のクセが出ても、すぐに戻るスポンジのような身体にしておくと良いのです。テアシスプログラムはすぐに戻るように筋肉のバランスを整えていますから、現象が起こりにくいのです。
BS社長　トラウマ体験の話ですね。高い所や狭いところに行くと緊張状態になる人でも、すぐ緊張がほどけるようにしておくと、そのうち身体が「もう大丈夫だよ」という指令を送る。
川口　その通りです。イップスに関しては、まだ症例を集めて、検証している段階です。お悩みの方がいたらお越しいただけるように頼んでみてください。
BS社長　分かりました！大好きな藍ちゃんの連絡先を知りたいなぁ…。あ、いやいやミーハー心など少しもないですよ（汗）
川口　よろしくお願いします（笑）

　

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痛くない歪みなおし　TEASHIS

施術からセルフケアまでのゆがみに対するトータルサポートを行うTEASHIS（テアシス）グループ。体のゆがみは数十個のパターンに分類され、定型的な変位を起こすという。研究家として体のゆがみを解析し、独自のメソッドを広めている。TEASHIS（テアシス）グループは全国に21店舗を展開する。　　

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