インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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26号紹介

独立行政法人国立病院機構 村山医療センター
上腕・肘・手の治療を専門とする
武蔵村山市の「手外科」

上腕・肘・手のトラブルは
はやめに受診ください


藤波 恥ずかしながら「手外科」という領域を初めて聞きました。
加藤 特殊な分野で顕微鏡を使って、血管・神経・腱などを細かく修復するのを得意としています。例えば指の切断などがそうです。動くものを再建するので、見た目だけでなく、機能的に動かさなければならないのが難しいところです。
藤波 指を切断するなどの患者さんは多いのでしょうか。
加藤 工場などにお勤めの方で、「誤って切断した」といった相談を受けることはあります。ただ、手外科としてそれよりも多いのは、骨折や脱臼、加齢による関節の変形などの治療です。治療は時間を要するものも多いので、どの程度で何が出来るようになるかなど、患者さんが気になるところを、丁寧に説明し、選択肢をしっかり提示します。
藤波 専門性が高い診療科ということですが、他の地域にもありますか。
加藤 実は全国の大学病院には、ほとんど「手外科班」があり、大きな病院には専門医が在籍しています。
藤波 整形外科の一部ですよね。
加藤 ビルで例えるなら、整形が基礎となる1階部分であり、手外科は2階部分に当たると思われます。また形成外科の先生の中にも手外科を得意とされる先生はおられます。手外科は整形外科と形成外科の知識を持ち寄って治療する特殊な分野であると思われます。
藤波 今後、肘や手に何かあった時は手外科に行けばいいですね。
加藤 症状を放置すると手遅れになることがあります。とにかく、手外科という分野を知って頂き、肘や手に何か問題が生じたら、手外科医の在籍する病院を受診するようお勧めします。
藤波 今日は勉強になりました。

 

[ Column ]

加藤センター長は防衛医科大学校で学んでいた時代、「関節という運動器は、しっかり治療すると治る。若い方も多い患者さんには、再び社会に出て活躍していただきたい」と考え、手外科医への進路を決めたそうだ。埼玉医科大学および埼玉手外科研究所で、手外科、末梢神経外科に勤めたのち、手外科をさらに追究しようと、同科のセンター長に就任した。


[ Dragon Point ]

1日がかりの手術や、1日に8件の手術を担当することもあるそうだ。お忙しい中でも研究心を持って取り組んでいらっしゃる。まさに手外科の申し子のような先生だ。

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独立行政法人国立病院機構 村山医療センター
手外科センター長 加藤 直樹
東京都武蔵村山市学園2-37-1
TEL.042-561-1221 (代)
  042-561-1698・0965 (予約専用)
http://www.murayama-hosp.jp

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