インタビューマガジン『B.S.TIMES』。国内外のビジネスリーダーや文化人を専属の芸能レポーターが訪問して取材。隔月出版にて、フリーペーパーとWEB、Kindleにてリリースしています。

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27号紹介

医療法人優心会 きのうクリニック
羽曳野で心臓病の再発を防ぎ
しあわせが広がる地域医療を

地域で再発を防止
社会に貢献したい


藤波 クリニックとは思えない広さと設備ですね。まだ、新しいのですか。
喜納 2018年の10月に開院しました。循環器を中心に、心臓リハビリテーションに力を入れています。
藤波 内科全般の他、美容皮膚科も   開設していますが、院長の専門は循環器なのですよね。
喜納 はい。私はこれまで付近にある急性期病院・城山病院の心臓血管センター・循環器科に務め、心筋梗塞や心不全の患者さんに、数多くのカテーテル手術を行ってきました。
藤波 なぜ、クリニックを開設しようと。
喜納 患者さんは、手術を行い、リハビリテーションを経て退院しますが、こういった病気は、健康だったころの生活レベルに暮らしを戻すのが難しい。大病院と患者さんの暮らしを橋渡しし、地域に貢献したいと。


院内にスポーツジム
適切な運動を助言する


藤波 橋渡しというと具体的には。
喜納 心臓病の患者さんは、スポーツジムに行っても、「どのトレーニングが大丈夫か」と、主治医の意見が求められます。介護状態の方は血圧や脈拍の乱れがあれば、十分なサービスを受けられないこともあり、医師がサポートする必要があります。
藤波 主治医であれば異変をすぐに察することもできますね。
喜納 心臓病は再発の可能性が高い病気です。再発防止のために患者さんに寄り添うことはやりがいのある仕事です。
藤波 それで院内にもジムの設備が。
喜納 運動が大切です。当院は広く設計し、スポーツジム機能をもたせました。
藤波 安静にした方がいいのでは。
喜納 数十年前は運動が推奨されませんでしたが、今では適度に動いた方が良いとされています。心臓リハビリの効果は目で分かりにくいので、褒めて応援するなどモチベーションを上げる工夫をしながら、一人一人にあった運動を指導しています。

地域へ訪問診療
『幸せの輪』を広げたい


藤波 なぜ医師になったのですか。
喜納 家業は工場ですが、高校時代に病院通いをした時に思うところがありました。私の主治医は、忙しさもあってか、丁寧に対応してくれませんでした。その時、「病院に好きで来る患者さんはいない。医師はその気持ちを汲まないと」と思ったのです。皆様の声を聴きながら、困っていること、生活の壁になっていることを取り除いていきたいです。
藤波 訪問診療も行っているのですね。
喜納 はい。今年の4月から訪問看護ケアプランセンターも開設しました。羽曳野市では、住民の高齢化と並行して、クリニックの医師も高齢化しつつあります。60歳を超えて訪問診療をするのは大変。まだ若手の自分が率先して取組みたいです。
藤波 領域を広げていますが、どんなクリニックにしたいですか。
喜納 地域の人に安心してもらえる場所にしたい。できることを積み重ね、ここから「幸せの輪」を広げていきます。
藤波 「幸せの輪」かぁ…いいですね。

 

[ Column ]

同院は美容診療科を併設している。これは、「健康に続くアンチエイジング」という考え方に基づくもの。美しくあることは生活にハリを与え、健康に効果をもたらしてくれる。美容診療科では、医療脱毛も行っているが、これは毛深いことに悩む若者に対し「脱毛するだけで、気が晴れるのだから」と院長が機器を導入したのが始まりだそう。

[ Dragon Point ]

私も心臓の病で仲間を失った経験があります。手術が成功しても再発しがちな病気なんですね。専門的な知識を持ち、生活習慣に寄り添ってくれるクリニックが地域に必要だと改めて感じました。こういったクリニックが全国に広まってほしいですね。

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医療法人優心会 きのうクリニック
院長 喜納 直人
大阪府羽曳野市はびきの2-1-19
TEL.072-958-3388
http://kino-clinic.com

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